第95回

第95回MURオープンゼミナール

 

■「グループホーム火災」 (室崎)

質疑

各グループホームの職員の数や夜間の勤務状況は消防庁で監視するのか?

消防庁に大きな負担がかからないか?

→確かに消防庁にかかる負担は大きい。

しかし火災時において一番信頼性が低いのは人間。

本当に責任を持って人の命を守るためには、

住宅用スプリンクラーの設置が1番望ましいのではないか。

水道直結のスプリンクラーでは消火に必要な十分な水圧が得られないのではないか?

→確かに水道管の厚さなどは上水道が基準となっており、

火災時の事は考えられていない。

よって十分な水圧が得られない可能性も否定できない。

それに対しては定期的なメンテナンスや空き地の有無などの問題はあるが、

専用の番地ごとのポンプ室や取り付け型のタンクを設置するといった解決策がある。